「長期投資をするならインデックス投資が最強」
これは投資の世界でほぼ共通認識になっています。
実際、長期リターンのデータを見ればインデックス投資が高配当株を上回るケースがほとんどです。
私もその事実は知っています。
それでも私は高配当株投資を続けています。
この記事では、理論的に正しいとわかっていながら
「なぜ高配当株を選ぶのか」
その理由と、どんな人に向いているか・向いていないかを
私の実体験をもとに正直に書きます。
インデックス投資が優れている理由
まず前提として、インデックス投資の強さを整理します。
- 長期リターンが高い
S&P500などの指数に連動するインデックスファンドは、
長期で見ると大半のアクティブ運用や個別株投資を上回る実績があります - 手間がかからない
銘柄選びも売買タイミングも考えなくていい - 始め方がシンプル
証券口座を開設して、クレジットカードの自動引き落とし設定をするだけで投資が完結します
正直に言えば、インデックス投資は最適解に限りなく近いです。
それでも私が高配当株を選ぶ理由
正直、インデックス投資はつまらなかった
私は今年の1月にインデックスも購入しました。設定は簡単で、あとは放置するだけ。
でも、それがつまらなかったんです。
全く面白くない
クレジットカードの引き落としと同じ感覚で、
自分が何かをしている手応えが全くない。
株をやっている実感がありませんでした。
ニュースと株価がつながる面白さ
高配当株投資を始めてから、ニュースの見方が変わりました。
世界で何かが起きたとき「この出来事は、どの銘柄にどう影響するか」を自然に考えるようになったんです。
実際の例を紹介します。
今年1月、トランプ大統領とイランの間で緊張感が高まる雰囲気がありました。まだ大きなニュースになる前の段階です。そのとき私はこう考えました。
「もし中東情勢が悪化すれば原油価格が上がる。原油高になれば国内の石油関連株が上がるはずだ」
そこでINPEX(1605)を購入しました。
結果、株価は大きく伸びました。今は少し落ちていますが、それでも含み益は出ています。

このように「自分の予測を立てて、それが当たる」という体験はインデックス投資では絶対に味わえません。
この知的な楽しさが、私が高配当株をやめられない一番の理由です。
「投資は難しい」と思っている人へ
投資と聞くと難しそうと感じる人も多いと思います。
でも実は、日常のニュースを見るだけで十分予測できることがあります。
「来週、卵が値上がりする」というニュースが出たら、あなたはどうしますか?
おそらく今のうちに買いに行きますよね。株もその感覚と同じです。
- バーゲンセールが来そうだから仕込む
- この先値上がりしそうなニュースが出たから買う
未来をなんとなく予測する、それだけで十分投資はできます。
もちろん勉強すれば勝率は上がりますし、怪しい情報に騙されにくくなるメリットもあります。
でも「勉強が面倒」「難しそう」と感じる人は、素直にインデックス投資から始めるのがいいと思います。
両方やるのも正解
インデックスで資産の土台を作りながら、余ったお金で高配当株を楽しむ。実は私もその口です。
地盤はインデックスで固めて、高配当株は「遊び」感覚で。それくらいの温度感がちょうどいいと思っています。
ただ正直に言うと、高配当株にハマりすぎて気づいたら2年連続で新NISAの投資枠を使い切ってしまいました。
まさか自分がそうなるとは思っていませんでしたが、
それだけ高配当株投資は楽しいということです(笑)
高配当株に向いている人・向いていない人
向いている人
- ニュースを見て「なぜ株価が動いたか」を考えるのが好きな人
- 投資のプロセス自体を楽しみたい人
- 配当金という形で定期的に「見える利益」がほしい人
- 銘柄の入れ替えや売買の判断を自分でやりたい人
向いていない人
ここは正直に書きます。私自身の失敗談も含めて。
株を売る決断ができない人は向いていません。
最近、私はコロワイドの株を売却しました。
売るべきタイミングは自分でもわかっていました。
頭の中では「売ろう」と決心していた。
でも実際には粘りに粘って、たまたま株価が上がったタイミングでようやく売れたんです。
しかも、売った後にまだ上がる株価を見て、かなりショックでした…
やってみて気づいたのは、株を売るのは買うより何倍も難しいということです。
高配当株は長期保有が基本ですが、業績が悪化した銘柄は損切りや入れ替えの判断が必要になります。
その決断を感情なくできる人でないと、ズルズルと保有し続けてしまいます。
一方、絶対にマイナスで売りたくないという人にはインデックスが向いています。
インデックスは「長期で見れば必ず右肩上がりになる」という前提のもと投資するものです。
そのルールを信じていれば、一時的にマイナスになっても慌てて売る必要がない。
高配当株は企業が倒産すれば価値がゼロになるリスクがあります。
そうなる前に逃げる判断力が必要です。
その決断に自信がない人は、素直にインデックス投資を選んだほうがいいと思います。
ただし高配当株にも「売らなくても配当金が入り続ける」というメリットがあります。
配当が維持されている限り、売らずに持ち続けるという選択肢もある。
最終的には自分の性格と相談してください。
まとめ
| 項目 | 高配当株 | インデックス |
|---|---|---|
| 手間 | かかる | ほぼゼロ |
| 長期リターン | 劣りやすい | 優れている |
| 楽しさ | 高い | 低い |
| 売却の難しさ | 高い | 比較的低い |
| リスク | 個別銘柄リスクあり | 分散されている |
こと資産形成を安定的に行う1点において、理論的にはインデックス投資が正解です。それは間違いない。
でも投資は続けることが大事で、続けるためには「楽しい」と思えることも重要だと私は考えています。
ニュースを読んで予測を立てて、それが当たる。
その面白さを知ってしまったら、私はインデックスだけには戻れません。
あなたはどちらのタイプですか?
※本記事は投資の勧誘を目的としたものではありません。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。
